やりたい仕事が見つからない20代がすべき3つのこと

やりたい仕事の方向性が定まらず、お悩みの方もいるでしょう。職種や社風など、仕事選びの際に判断の基準となる軸は多くあります。どのような判断軸で仕事を選ぶと自分にとっての適職を見つけられるのか、ひとりで整理することは難しいですよね。 本記事では、20代の仕事探しの際に多く聞かれる悩みや仕事を見つけるポイントについて解説し、やりたい仕事を見つけるコツについてご紹介します。


この記事は約6分で読み終わります。

やりたい仕事が見つからない20代に多い5つの悩み

まずは、やりたい仕事が見つからない20代の方に多いお悩みについてご紹介します。多くの方が悩むポイントを知り、対策を考えていきましょう。

悩み1.自分の強みや弱みが分からない

あなたは、「自分の強みと弱みを教えてください」と言われ、すぐに答えられるでしょうか。やりたい仕事が見つからない20代の多くが、自分の強みや弱みが分からないという悩みを抱えています。

自分に向いている仕事は、自分の強みを活かせる仕事ともいえます。自分の強みや弱みが分からないと、やりたい仕事を見つけられず苦労する場合が多いのです。

悩み2.他方と比較しがち

SNSが普及し、他方の働きぶりについて簡単に知れるようになりました。その影響もあり、他人と自分を比較して悩む方も多いようです。

同世代で活躍している方と自分を比較してしまうと、自分の選択に自信を失い仕事を選びにくくなってしまいます。

また、他人との比較を続けることで「自分はこうしたい」以上に「自分もこうあるべき」という価値観が強くなってしまい、自分が何をしたいのか分からなくなってしまうケースも多くあるようです。

悩み3.目先の条件を気にしがち

目先のメリットを考えすぎて、結局自分に合う仕事を選べないという状況に陥る方も多いようです。

仕事を選ぶうえで、収入や福利厚生など希望条件はさまざまですが、それをすべて満たす求人に出会えることはほとんどありません。

条件を気にしすぎるあまり、自分が本当にやりたいことや、自分にとって重要なことが分からなくなる方もいます。目先の条件に囚われすぎず、優先順位や妥協点を決めながら仕事を選ぶことが大切です。

悩み4.失敗を恐れている

本当はやりたい仕事があっても、失敗した場合のリスクを考えて、なかなか踏み出せない方もいます。

特に自己肯定感が低い方においては、自分の選択や行動に自信が持てず、不安を感じてしまうことが多くあります。「就職先でうまくいかなかったら」と悩み、就職・転職活動を躊躇してしまうケースです。

しかし、将来の不確実なリスクに囚われていては何も始めることができませんよね。失敗も挽回するくらいの気概で踏み出すことが時には必要かもしれません。

悩み5.将来が不安

前述したように、目先の条件を気にしすぎて、職場を決めきれないケースは多くあります。一方で、仕事の将来性を気にしすぎて身動きが取れなくなるといった悩みを抱える方もいます。

「この職場(業界)で本当に自分が思い描くキャリアを実現できるのだろうか…」と、遠い将来を考えて不安になってしまうケースです。しかし、将来のことはあくまで予測でしかありません。理想のキャリアやなりたい姿を叶えられるかどうかは、環境だけではなく、自分自身の実行力も大きな影響を与えます。

将来の予測も必要ですが、置かれた環境で自分自身が努力できるかどうかも考えておきましょう。

20代でやりたい仕事が分からないときにすべきこと

ここからは、やりたい仕事がない20代がするべき3つのことをご紹介します。

自己分析をする

仕事探しにおける自己分析の重要性をご存知の方は多いのではないでしょうか。

やりたいことが見つからないと悩んだときは、「自分ができること」「やりたくないこと」のふたつの観点から自己分析をすることがおすすめです。

まずは、これまでの経験を洗い出し、自分の技能を明らかにします。実績を思い出したり、友人・家族に聞いたり、自己分析ツールを活用したりしても良いでしょう。

「できること」を明確にするのは、就職・転職活動が成功しても、会社や社会に貢献できないと仕事の達成感や自己効力感を得られないことがあるためです。自分が価値提供できる仕事が「やりたい仕事」になっていくこともあります。

次に、やりたくないことを考えていきましょう。人生のうち多くの時間を仕事に費やします。苦手なこと、不得意なことを続けると、ストレスが蓄積して働くこと自体が嫌になってしまうことも少なくありません。

企業選びの際にそのような選択肢を優先的に外せば、大きなミスマッチは起こらないでしょう。残った選択肢は「やりたい仕事」でなくても、「苦にならない仕事」である可能性が高いです。

なお、自己分析は、時間をかけすぎても、一度きりで終えてもいけません。1週間など期限を決めて分析し、就職・転職活動でつまずいたらもう一度やり直してみることが大切です。

どのような仕事があるのかを調べる

当たり前のことですが、存在を知らない仕事を選択肢のひとつとして考えることはできません。まずはどのような仕事が存在するのか調べ、選択肢を広げることから始めてみるのもおすすめです。

まずは業界研究をしましょう。求人サイト内を検索するほか、業界研究セミナーに参加したり、「業界地図」や「四季報」などの情報雑誌を購入したりする方法があります。

興味のある業界が決まったら、時間をかけて情報を収集することが大切です。その業界はどんなビジネスモデルが主流なのか、どんな職種が存在するのか、将来性はあるのかといったことを調べていきましょう。

今まで存在を知っていた仕事も、業界研究をすることで実態が分かり、やりたい仕事になることもあるかもしれません。

ハードルが高い分野にあえて挑戦してみる

「失敗を恐れて踏み出せない」という悩みをご紹介しましたが、20代はまだ失敗を挽回しやすい年齢です。

確かに年齢を重ねると、家庭を持ったり体力が衰えたりするため、人生の選択が慎重になっていくでしょう。しかし、20代はあらゆることに挑戦でき、一度つまずいてもやり直しがきく年齢です。自分の向き・不向きも経験することによって分かってくるはずです。

ハードルがやや高いと思われる仕事でも、「チャレンジしてみたい!」と思ったら飛び込んでみることが大切かもしれません。

20代でやりたい仕事が見つからないときにおすすめの「職場体験型就職支援サービス」とは

やりたい仕事を見つけるために必要なことを紹介してきましたが、実際は働いてみて初めて分かることも多くあります。特に、未経験の業界では、どれだけ調べてもイメージがつきにくいこともあるでしょう。そもそも、求人情報や企業HPなどでは個人で得られる情報には限りがあります。

やりたい仕事を見つけたい、本当に自分に合った仕事を知りたいと考えているのであれば、1~5日ほどの職場体験に参加できる職場体験型就職支援サービスの利用をご検討ください。

短期のインターンシップや会社訪問とは異なり、実際の働き方や業務内容を把握することができます。自分の向き・不向きを判断しやすく、本当に合った職場や仕事探しに最適です。

職場体験型就職支援サービスには、エントリーの回数制限がありません。自分に合った会社が見つかるまで、何回でも体験することができます。

体験できる業種・職種は、サービス、介護・福祉、インフラ、アパレル、IT、建築などさまざま。気になる方は、ぜひこちらから詳細を確認してみてください。

まとめ

やりたい仕事がないとお悩みの20代の方は多くいます。「やりたいこと」に囚われすぎず、まずは自分のできることややりたくないことを明確にしていきましょう。自分が価値提供できる仕事が、やりたい仕事になる可能性も高いです。

とはいえ、自分に本当に合う職場かどうかは入社してみないと分からない部分も多くあります。たとえば、職場の雰囲気や人間関係、業務内容などは、求人票や企業HPだけでは正確に判断しにくいでしょう。

そこでおすすめなのがウィンワークの職場体験型就職支援サービスです。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。