転職でとりあえず応募しても良い3つの理由
すぐに転職したいと考えているのであれば、気になる求人には積極的に応募することが大切です。まずは、とりあえず応募しても良い理由やメリットについて解説します。
求人に応募してわかることもある
少しでも希望条件に合わなければ、応募することをやめていませんか。「ここしかない!と思える企業に出会ってから」と情報収集だけを繰り返すのではなく、とりあえず応募してみることが大事です。求人票だけでは分からなかった企業の良さに気づけることも少なくありません。
また、選考を通じて自分自身の市場価値がどの程度なのかも見えてくるでしょう。希望する業界の求めている人材や採用の傾向もわかってきます。転職活動は応募しなければ始まりません。応募をためらっているのであれば、まずは一歩踏み出してみましょう。
面接の経験が増えると対応力が上がる
応募後、書類選考に合格すれば、面接に進むのが一般的です。面接に慣れていない方では、頭が真っ白になるほど緊張したり、想定していない質問で焦ったりと、思うような結果を残せないことも多いもの。面接対策では、数をこなして慣れることが大切なポイントです。
面接を複数回経験すると、どのような質問をされるのかが分かってきます。近年は口コミサイトでも情報が得られますが、実際の面接でしか分からないことも多くあります。受け答えのくせや改善点も数をこなすほど見えてくるため、対応力が上がっていくのです。
とりあえず応募して面接を受け、場慣れしておくと、自信にもつながるでしょう。
応募するか迷っていると掲載が終了してしまう
中途採用は新卒採用とは違い、すべての企業が同時期に求人を出すわけではありません。中途採用はスポットで行うことが多く、特定の求人が転職サイトなどに掲載される期間は限られています。応募するかどうか迷っていると、気づいたときには掲載が終了している可能性があります。
転職活動で良い求人と出会うためには、タイミングを逃さないことが何よりも大切です。また、自分と合う企業を見つけるためには、出会いの機会を多くもつことも必要です。気になった求人はあと回しにするのではなく、とりあえず応募してみましょう。
転職でとりあえず応募することの注意点
とはいえ、気になる求人にとりあえず応募すると、転職活動が長引く可能性もあります。ここでは、とりあえず応募する場合の注意点を解説します。
面接の日程調整が難しくなる
複数の企業に応募するデメリットのひとつが、面接の日程調整が難しくなることです。同時期に書類選考を通過すると、面接のスケジュール調整に苦労します。
複数の企業に送信する候補日程やタイミングによっては、ダブルブッキングのリスクも考えられるでしょう。再調整の連絡は応募先にも迷惑をかけてしまうため、できるだけ避けておきたいものです。
最近はオンライン面接に切り替えている企業も増えていますが、働きながらの転職だとハードなスケジュールになってしまいます。
1社に対する準備に時間を取りにくい
転職活動を成功させるには、企業研究や面接対策など事前準備が欠かせません。しかし、いくつもの企業に応募していれば、1社に対する準備に時間を取りにくくなるでしょう。
十分に企業研究を行うには、1社あたり10時間程度かけるのが理想といわれています。一度に複数の企業の面接対策をしていると、準備不足で臨む状況になる可能性もあります。
とりあえず応募することで、時間の使い方が難しくなるデメリットを理解しておきましょう。
面接でミスマッチに気づくおそれがある
気になる求人にとりあえず応募しても良いとはいえ、ある程度厳選しておかなければ面接段階でミスマッチを感じてしまうこともあります。もちろん、希望条件と合っていてもミスマッチが生じることはありますが、求人票や採用ホームページを見ていれば気付けた企業にも応募する可能性があることがデメリットです。
とりあえず応募でミスマッチが起こるのを防ごう!企業選びのコツ
転職活動で「とりあえず応募」をするとミスマッチにつながる可能性があります。転職活動を成功させたいのであれば、ある程度応募先を絞り込むことが大切です。
ここからは、転職活動の応募先を決めるポイントについて解説します。
転職活動の軸を決める
転職活動の軸を決めると、企業選びがスムーズに進みます。求人票を見て、軸に合っているかを確認してから応募することで、ミスマッチを防げる可能性が高くなります。
転職活動の軸について考えるときは、下記について振り返ってみましょう。
・現職(前職)を選んだときの理由や基準は何だったか
・なぜ転職をしようと思ったのか
・転職理由を解決するには、どのような要件があるか
・キャリアビジョンを実現させるには、どのような要件があるか
現職(前職)で、何をやりがいとしていたのか、何に不満を感じたのかを振り返り、転職で実現したいことを考えることが大切です。
なお、転職理由を解決するため、キャリアビジョンを実現させるための要件には、下記が挙げられます。
・仕事内容、やりがい
・給与、待遇
・職場の雰囲気
・勤務地
・福利厚生
このうち、優先順位の高いものが転職活動の軸となります。本当に譲れないものは何かを考え、整理しておきましょう。
転職活動の軸に沿って企業情報をチェックする
決定した転職活動の軸に沿って、企業情報をチェックしましょう。
それぞれのチェックすべきポイントは以下のとおりです。
■仕事内容、やりがい
・仕事内容と自分のスキルが合っているか
・興味のある業界、商品・サービスかどうか
・必須資格があるか、すでにもっている資格が活かせるか など
■給与、待遇
・基本給はどれくらいか
・残業代や賞与はどれくらいか など
■職場の雰囲気
・従業員の男女比率はどうか
・オフィスの雰囲気はどうか(執務スペース、休憩スペース、設備など)
・企業の求める人材と自分の素質が合っているか など
■勤務地
・駅、バスからのアクセスは良いか
・自宅からの通勤時間はどのくらいか など
■福利厚生
・有休が取りやすい工夫がされているか
・出産、育児に関する支援制度があるか
・時短勤務、リモートワークは可能か など
とりあえず応募をする場合も、自身の希望条件に合っているかは事前に確認しておくことが大切です。
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まとめ
転職活動でとりあえず応募することで、得られるメリットは少なくありません。一方で、手当たり次第に応募しすぎるとスケジュール管理が難しくなるなどの問題が出てきます。求人応募を厳選するためにも、転職軸を設定するだけでなく、優先順位を明確にすることが大切です。
異業種、異職種への適性を見極めたい場合や、実際の雰囲気を見ながら転職活動を進めたい場合は、職場体験型就労支援サービスの利用もご検討ください。